全国1位に輝いた3人
こども音楽コンクールの全国大会にあたる文部科学大臣賞選考会は22日、東京都のTBS放送センターで開かれ、中学校重奏の部で稲田学園が全国1位の文部科学大臣賞に輝いた。
審査は録音した音源で行われ、同校は永山ゆあさん、小檜山芽衣さん、小山唯愛さん(全員9年生)の3人が「悲涙―虎になった男」を演奏した。それぞれ2つ以上の楽器を使い分け、ソロパートもある難曲だったが、心を引き付けるような演奏が高い評価を得た。
小貫崇明校長は「普段はおとなしい3人だが、音楽という手段で曲に込められた願いや風景を表現してくれた。また3人を支えてくれた顧問や仲間たちも素晴らしかった。3年間の集大成で良い結果が出せたことは、学園としても誇りに思う」と受賞をたたえた。
授賞式は2月25日、東京オペラシティで行われる。
大会には同校のほか小学校合奏第2部で西袋一小が出場した。