長沼で再発見した「宝」 プロジェクトの発表会

地域振興文化須賀川市

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    長沼の「宝物」発表を聞く参加者たち

 須賀川市の地域の宝創造プロジェクト事業「長沼の『地域の宝』 みんなで探した地域の宝の発表会」は29日、農村環境改善センターで開かれ、参加者10人がそれぞれまとめた地域の魅力を披露した。
 ワークショップなどを通して、市内に残る地域の宝を活かし、地域への誇りを育て、魅力を再発見する取り組み。長沼地区を皮切りに、次年度以降も様々な活動を展開していく。
 今回は「城下町の盆踊り」や「長沼の宝再発見ツアー(長沼城址、藤沼湖と奇跡のあじさいなど)」、「ばあちゃんの料理」などのテーマに沿って様々な魅力を発表した。
 「長沼のおはなし」を発表した太田滋美さん(おはなしの会「あすなろ」)は、桙衝神社のつなぎ駒などの昔話や紙芝居を披露した。
 会場には地元住民を中心に多くのギャラリーが集まり、発表者が見つけた長沼の魅力をうなずくなどしながら楽しく聞き入っていた。発表に合わせて地元に伝わる盆踊りを全員で輪になって踊り交流を深め合った。
 発表者とテーマは次の通り。
 ▽青木智恵子、久保直幸「城下町の盆踊り」▽柏村國博「地元の楽しみ方」▽武田麻菜「長沼の宝再発見ツアー」▽小林美代子「ばあちゃんの料理」▽太田滋美「長沼のおはなし」▽井上直行「ながぬまの素敵なものってなんだろう?」▽藤原廉「藤沼湖から発信」▽島田輝彦「長沼焼と花」