鏡石町議場で開かれた「こども議会」
鏡石町の「子ども議会」は31日、鏡石二小6年生代表児童5人が町議場に参集して開かれ、身近なまちづくりの課題や疑問について質問し、木賊正男町長が答弁した。
将来の鏡石を担う小学生に、まちづくりに関心を深めてもらうとともに、町に対する意見や要望などを今後の参考にする目的で毎年開いている。
木賊町長は「子ども議員の皆さんから寄せられた意見を今後のまちづくりに生かしていきたい」とあいさつし、古川文雄町議会議長の進行で定例会一般質問さながらの答弁が交わされた。
1番目に登壇した阿保美鈴議員の東町公園の時計設置要望に対し、木賊町長は「現在町内には6カ所の公園があり、時計は不時沼公園1カ所のみ設置してあり、今回の議員の要望を参考に他公園への設置も検討していきたい」と答えた。
議場では二小6年生児童20人が傍聴し、自分たちの代表と町当局が繰り広げる質疑に興味津々で見守っていた。
鏡石一小は2日午後から代表児童6人が登壇を予定している。
登壇者と質問要旨は次の通り。
▽阿保美鈴=東町公園について(園内の時計設置)
▽添田依愛=学区内の安全について(成田・旭町の街灯設置、諏訪町の道路環境改善)
▽髙原大輔=鏡石二小プールについて(プールの場所の有効活用)
▽芳賀舜=鏡石二小校庭について(校庭の水はけ改善)
▽吉田友希=校舎内水道について(水道の増設要望)