新規求人倍率2・34倍 管内の雇用情勢

商業天栄村産業鏡石町須賀川市

 須賀川公共職業安定所は1月発行の「すかがわ統計月報」で12月の管内雇用情勢(パートを含む)を発表した。有効求人倍率は1・26倍(前年同月比0・18ポイント上昇、前月比0・04ポイント上昇)、新規求人倍率は2・34倍で前年同月比0・43ポイント上昇、前月より0・32ポイント上昇し、過去1年間で最も高くなった。
 12月の新たな求職申し込みは310件(前月比100件減)、新規求人数は724人分(同106人分減)だった。
 11月からの求職者と12月の新規申し込み者の合計1727人(前月比115人減)に対し、11月繰り越しと12月新規求人の合計は2181人(同67人減)で、1人の求職者に対し1・26人分の求人となった。
 新規求人を産業別にみると製造業が208人と最も多く全体の28・7%を占める。次いで医療・福祉106人、サービス業84人、建設業81人、公務77人だった。
 就職件数は135件(前年同月比3・8%増、前月比6・3%減)。
 新規求人のうちどれだけ充足したかを示す充足率は15・6%(前年同月比1・3ポイント上昇、前月比0・7ポイント上昇)、新規求職のうちどれだけ就職したかを示す就職率は43・5%(前年同月比7・5ポイント上昇、前月比8・4ポイント上昇)。
 12月のパートを除く新規求職申し込み204件を態様別に見ると在職者が94人、自己都合離職者が76人、事業主都合離職者が21人だった。
 同期の全国有効求人倍率は1・35倍(前年同月比0・18ポイント上昇、前月比増減なし)、県内は1・45倍(前年同月比0・1ポイント上昇、前月比0・03ポイント上昇)。

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