3月閉校の湯本中 最後の卒業生2人が思い出を歌に 箭内道彦さん、音速ライン藤井さん協力

天栄村教育文化

  • 画像
    3年間の思い出を込めた曲を作る4人
  • 画像

 天栄村のこども未来応援事業は2日、3月で閉校する湯本中最後の卒業生となる佐藤瑛汰さんと星葵さんが、クリエイティブディレクター箭内道彦さんと音速ラインのボーカル・ギター藤井敬之さんの力を借り、「忘れない」をキーワードに3年間の思い出を詰め込んだ歌を制作した。
 同事業は村内の子どもたちの夢実現を後押しし、郷土を愛する心を養うとともに「生き抜く力」を身につけることができるよう体験の機会を提供するもの。
 湯本中、湯本地区に「何か」を残したいという生徒や学校の願いから今回のワークショップにつながった。
 ワークショップで生徒2人の思い出を歌にすることとなり、箭内さんが提案した「忘れない」をキーワードとし、それぞれ中学校生活の思い出を付せんに書き出した。
 「学校に来るときの坂が大変で、雪が降ると滑りやすい」「教室前の本棚が小さい図書館みたいで可愛らしく、一番好きな場所」「最後の文化祭で緊張して上手く歌えなかった」など、かけがえのない思い出をホワイトボードに貼り出し、それらをもとに歌詞を組み立てた。
 箭内さんは「自分自身、中学時代に考えたこと、悩んだこと、大切にしようとしたり逃げ出したかったことは全部今も引きずっており、本当に素敵な時間だった」など思い入れを語り、藤井さんは音速ラインの「生きてくことは」を弾き語りした。
 最後に生徒2人が出来上がった曲を歌い、藤井さんがギターで伴奏した。
 曲の制作過程は映像化し、3月13日の閉校記念式典などで披露する予定。また式典では生徒たちが実際に歌う。