都道府県対抗男子駅伝区間賞 増子陽太さんが鏡石町長に報告 「今後に生かしたい」

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    区間賞を報告した増子さん

 男子3000㍍中学記録(8分11秒12)保持者の増子陽太さん(鏡石中3年)は9日、町役場で木賊正男町長に第28回全国都道府県対抗男子駅伝競走大会出場と第6区区間賞受賞を報告し、「区間新を出せず悔しい大会でしたが、課題を克服して今後に生かしたい」と意欲を見せた。
 駅伝競走大会は1月22日、広島市平和記念公園で行われ、増子さんは第6区3㌔を8分36秒で区間賞の走りを見せた。福島県チームは16位だった。
 増子さんは「最初のラップが自分の思い通りの走りができず、レース中もズルズルと引きずってしまった。プレッシャーの中で走れたことは自分の中でも評価できるが、目標の記録更新が達成できずに悔しかった」と話した。
 全国高校駅伝や箱根駅伝で自分の走りができるように、ロードでも通用するフォームを固めたいと意欲を見せ、4月に入学する学法石川高での厳しい練習についていけるように、体幹強化やバランス感覚の調整などクロスカントリー練習に力を入れ、ケガに強い身体をつくっていきたいとした。
 将来の目標にインターハイ優勝、高校駅伝と箱根駅伝の優勝を掲げ、いつか陸上クラブコーチとして経験を子どもたちに伝えたいとも語る。
 木賊町長は「鏡石で育ち経験したことをこれからの力にしてください。町として全面的に応援していきます」と激励した。