「小さな商店街」作りへ 中島ビルにマチソダテベース 起業挑戦者は月額1万円で使用可能

商業地域振興須賀川市

  • 画像
    多くの来場者でにぎわう中島ビル

 須賀川市のまちづくり会社テダソチマは中心市街地の中島ビルを再開発し、新たなまちなかの回遊拠点「マチソダテベース」を整備した。今月からチャレンジショップをプレオープンし、随時出店者を募集している。
 11日は内覧会、12日はRojima出店者にもスペースを開放し、多くの来場者にお披露目され好評を集めた。
 中島ビルは昭和51年建設の鉄骨造り3階建て。かつては家具店や薬局が営業していたが、震災を機に空きビルとなり、地域活性化を目指してテダソチマが新たなにぎわい創出施設として再利用を進めている。
 アクション・つながり・まなびの3方針をもとに、新しい「小さな商店街」づくりを目指して、様々な挑戦を応援していく。
 1階は起業を目指す人向けのチャレンジショップ、2階は運動教室など多目的利用、3階は若手芸術家支援のギャラリーなどを将来的に構想しており、1階は約370平方㍍に8区画(縦横約2㍍)を備え、使用料は水道代や光熱費を含めて月額1万円とした。
 現在は子ども衣服やアメリカ雑貨を販売する2区画オープンし、起業に向けて挑戦するあらゆる人の参加を募集している。
 出店期間や時間帯などは応相談で、市外在住者や学生の応募もできる。
 まちなかチャレンジプロジェクト概要は、情報発信サイト「スカチャレ!」(https://sukagawa.mygroove.city/)などでも紹介している。問い合わせはテダソチマ(℡ 0248-94-5600 )まで。