秋理事長から涅槃会の話を聴く年長児
須賀川幼稚園は14日、お釈迦様が亡くなった命日(2月15日)に合わせて涅槃会(ねはんえ)を2回に分けて講堂で行い、園児187人が参加した。
命の尊さ、仏様に見守られていること、敬う気持ちを持つことなどが目的。
このうち年長児62人は合掌・礼拝し、園児代表8人が「ののさまに」の歌に合わせ献灯、献花、献供、献香をし、秋信海理事長の献香のあと合掌した。
秋理事長は「お釈迦様は何でも知りたくて聞く子どもでした。勉強も大事ですが、皆さんにも心があります。おこりんぼ心、いじわる心ではない、自分で自分の心を育て素敵な人になってください」と話した。
子どもたちは教諭と一緒に「うそをつきません。約束を守ります。生きものをかわいがります」と3つの誓いを述べ、沼田正子園長が涅槃だんごの説明をし園児代表2人にだんごと絵本「おしゃかさま」を手渡した。
涅槃会の歌を合唱し、きちんと正座して合掌・礼拝し、「涅槃会の図」を見て意義をかみしめていた。