新応援団旗に魂宿る 須賀川創英館高 入魂式と旧団旗収納式

教育文化須賀川市

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    旧応援団旗(左)から魂を受け継いだ新応援団旗(右)
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    高らかにエールを響かせる団員

 須賀川創英館高の新応援団旗入魂式と旧応援団旗収納式は19日、同窓会館前で行われ、半世紀以上の歴史を持つ須賀川高応援団の魂が新団旗に引き継がれ、新たなスタートを踏み出した。
 新団旗は大きさが高さ約1・8㍍、幅約2㍍で濃紺の下地に白色で校章が描かれている。旗を立てた際にはっきりと読み取れるよう、応援団名は左側に縦書きした。
 式は現役の応援団のほか、応援団OB会、同窓会員ら約20人が出席した。神事は須賀川高OBである蟇目鹿嶋神社の橋本隆氏宮司、左近禰宜が行い、佐久間安裕応援団OB会長、森下陽一郎校長、現応援団の瀧田光前団長らが玉串をささげた。
 佐久間会長は「旧団旗は半世紀以上にわたり倒れることなく役目を果たすことができ、無事に新団旗に魂を受け継ぐことができた。現役の団員たちには応援団の魂の象徴でもあるこの旗に恥じないよう頑張ってもらいたい」と激励した。
 現団員はOBらを前に「旭陵歌」「選手を送る歌」「勝の曲」のほか、須賀川高、須賀川創英館高の校歌を高らかに歌い、新応援団としてスタートを切る決意を表明した。
 3年生の瀧田前団長は「コロナ禍で様々な行事が中止になり、応援できる機会が少なかったが、先輩方の前でこうして練習の成果を披露できて良かった。OBの方々から受け継ぐ『押忍の姿勢』など伝統を守りながら、新しい応援団に活躍してほしい」、2年生の力丸瑞生さんは「応援団は人数が少ないが、先輩たちにも負けないよう、熱い気持ちで応援していきたい」と語った。
 なお4月からの応援団は2人となるため、団員を随時募集している。

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