須賀川美術協会主催、阿武隈時報社など後援の第90回須賀川美術協会展は5月22日から28日までtetteたいまつホールで開かれる。90回の節目に合わせて第90回記念誌を発刊する。
美術協会展は昭和21年の発足以来、地域文化の向上と美術振興に寄与するため毎年開いてきた。震災のあった平成23年とコロナ禍で2度中止を余儀なくされたが、昨年の89回展には日本画6点、洋画43点、彫刻4点、工芸3点の49人56点の応募があった。
今年は美術協会の歴史と伝統を後世に継承するとともに、新時代を見据えながら、進取の精神を忘れず会員・会友ともに格調ある作品を制作・発表するための契機にと記念誌を130冊発刊する。
記念誌はカラー印刷、全66ページ。深谷滉会長の発刊にあたってのあいさつ、会員・会友の作品紹介、美術協会のあゆみ、第90回の様子などを取りまとめ、毎年8月に牡丹会館で開いている「サロン展」終了までに会員・会友や関係者に届ける。
なお同協会はこのほど、牡丹会館で今年度総会を開き、今年度各種報告、新年度事業計画、90回美術協会展開催と記念誌発刊などを承認した。
新年度の主な事業は、須賀川美術協会が5月22日から28日にtette、第22回サロン展は8月1日から7日に牡丹会館、研修会は10月15日、市民文化祭総合展参加を計画している。
第90回美術協会展の申し込み期間は4月15日から5月5日を予定し、インターネットでの出展申し込みも受け付ける。作品審査は21日、表彰式は28日午後1時半からともにtetteで行う。