25日から「すごいぞ!ふくしま展」ムシテックワールド 須賀川・岩瀬管内企業が誇る最先端技術

イベント教育産業須賀川市

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 ムシテックワールドの企画展「すごいぞ!ふくしま展~須賀川市・鏡石町・天栄村編~」は25日から4月5日まで開かれ、世界や全国で活躍する当地域の7企業が最先端技術で開発した製品やSDGsを視野に入れた取り組みなどを紹介し、子どもたちに科学のすごさや地域の力を知ってもらい、夢や希望を抱くきっかけを提供する。
 様々な企業の協力を得て実現した初めての企画となる。
 和田装備(森宿)は、鉄やステンレス等で特注建築金物を受注生産する強みを生かし、「オニヤンマ」のオブジェや鋳造作品を展示する。
 タマテック(鏡石町諏訪町)は「はやぶさ2インパクタ(衝突装置)ダミー」や「小惑星リュウグウ」の5000分の1模型など展示するほか、チタン製ハイパーヨーヨーで遊ぶことができる。
 吉城光科学(横山町)は世界トップシェアを誇るコピー機用反射ミラーを生かし、光学ガラス部品や車用ヘッドアップディスプレイユニットを展示するほか、無限マジックミラーや多面鏡を体験できる。
 アルファ電子(天栄村飯豊)はワイヤレス骨伝導イヤホンや体外センサなど機械製品だけでなく、「う米めん」も紹介する。また脳活動を測定しながら脳トレを行える「ブレインフィットネス」も楽しめる。
 日本工営は福島事業所(森宿)が担う電力関係について、スマートシティなどのパネルを展示するほか、新たな取り組みとして挑戦しているスマート農業を模型を通じて学ぶことができる。
 SUS(虹の台)はミニチュアの台車やカート、アルミフレーム、パーツ端材など展示する。さらにプログラミングに挑戦できるSiOコントローラやミニチュアからくりも登場する。
 神田産業(館取町)は地球環境に優しいダンボール製品の紹介として防音室「だんぼっち」の中で防音効果を体験できるほか、ダンボールバッグ作りも挑戦できる。
 参加費は入館料のみ。展示物は都合により変更となる場合もある。
 開館時間は午前9時から午後4時半。入館料は一般410円、高・大学生200円、小・中学生100円、未就学児は無料。
 問い合せは同館(℡ 0248-89-1120 )まで。