稲田学園の永山さんら文部科学大臣賞を市長報告 こども音楽コンクール

教育文化須賀川市

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    受賞報告した永山部長(中央)、小檜山副部長(左2)、小山さん(右2)

 こども音楽コンクール中学校重奏の部で全国1位にあたる文部科学大臣賞に選ばれた稲田学園の市長報告は27日、市役所で開かれ、受賞生徒3人が橋本克也市長に喜びを伝えた。
 同校9年生の永山ゆあ部長、小檜山芽衣副部長、小山唯愛さんは昨年10月に郡山市で開かれた東北大会で最優秀賞に選ばれた。当日の演奏音源は全国の審査会にはかられ、文部科学大臣賞に選ばれた。
 さらに翌11月に千葉県で行われた日本学校合奏コンクールでも金賞に選ばれるなど、目覚ましい活躍を果たした。
 稲田幼稚園時代からの友人同士という3人が楽器を始めたのは中学1年にあたる7年生になってからだった。演奏曲「悲涙―虎になった男」はそれぞれ楽器の持ち替えやソロパートもある難曲だったが、「思ったことを何でも伝え合える3人だったから、曲を完成させられたと思います」と笑顔を見せ合った。
 報告会は小貫崇明校長、会田万紀子顧問も同席した。席上で日本学校合奏コンクールでの動画を披露し、息を飲むような迫真の演奏に橋本市長らも拍手を送った。
 永山部長は「悩むことも多く、うまく表現できず苦しむこともありましたが、支え合って結果を出すことができました」、小檜山副部長は「初めてのソロで緊張しましたが、満足いく演奏ができて良かったです」、小山さんは「最初は思うようにできませんでしたが、本番ではしっかり成功できて嬉しかったです」とそれぞれ述べた。
 橋本市長は「コロナ禍で練習も大変だったと思うが、努力が報われて嬉しく思う。この最高の思い出を励みに、これからも頑張ってほしい」とたたえた。

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