令和4年度の取り組みを発表する福大生
須賀川市内の農業関係6団体で構成するブランドすかがわ推進協議会の福大食農学類連携事業成果報告会・意見交換会は7日、関係者24人が出席してtetteで開かれた。
地元農産物ブランド化や地産地消の推進へ、若い人たちの考えや意見を参考にするべく、同学類と連携し、令和3年度から3年かけて、学生がテーマに沿った調査・分析を進めている。
令和3年度は市内農業基礎調査とアンケート調査項目の整理を目的に市内農業法人などを視察した。
今年度は実際のアンケート調査を市内飲食店や食品事業者、農業法人を対象に実施し、市内事業所が取り組む6次化商品(冷凍ソバ)事業計画ワークショップを受けた。
今後はこれまでの活動の取りまとめとともに、市は新規事業として東部地区の遊休農地を活用したソバの生産を展開していく。
同推進協議会長の佐久間貴士市経済産業部長が「本事業は令和5年度で集大成です。今年度も開催した農業フェアなどの場で研究成果を発表し、一人でも多くの市民に市の基幹産業である農業を知ってもらい、関心を高めていただきたい」とあいさつした。
成果報告は食農学類4年生4人が今年度の活動成果を報告し、関係者と意見交換した。
ブランドすかがわ推進協議会は市、須賀川商工会議所、JA夢みなみ、市農業公社、市観光物産振興協会、長沼観光物産振興協会で構成し、須賀川の特産品を県外物産展などへ出品しPRに努めている。