42・195㌔をタスキでつなぐ6年生たち
稲田学園の「6年生全員deフルマラソン」は7日、同校校庭で行われ、保護者や下級生が声援を送る中、6年生31人がタスキをつないで42・195㌔を走破した。
稲田小時代からの伝統行事で、前期課程(小学校)最後の思い出として励まし合い、絆を深めることなどを目的に行われた。
フルマラソンと同じ距離となるよう200㍍トラックを211周、6年生が一丸となってタスキリレーする。白いタスキには「1周1周全力」「最高の思い出を」など互いを励ます言葉が寄せ書きされていた。
コロナ禍以降参加を控えていた保護者も今回は間近で応援することができ、ときには親子で並走し、盛り上がりを見せた。
目標タイムは2時間40分に設定、結果はそれを上回る2時間38分40秒で見事に達成し、児童たちは歓喜に包まれた。
鈴木夢叶さんと円谷永遠さんは「運動は苦手だったけど、みんなで協力して頑張って完走できてよかったです」などと達成感を分かち合った。実行副委員長の小針由奈さんは「みんなが全力で走れたと思います。お疲れ様でした」と42・195㌔を完走した仲間をねぎらった。
ボードを掲げマラソンを応援してくれた下級生に対して、6年生は手を振り感謝の気持を伝えた。