今月31日まで一般からの投句も受け付け 5月14日に牡丹俳句大会 桔槹吟社

イベント文化須賀川市

 須賀川を代表する俳句結社・桔槹吟社の「牡丹俳句大会」は5月14日、tette1階たいまつホールで開かれる。合わせて俳句大会を催し、今月31日まで(当日消印有効)俳句作品を募集する。同人だけでなく一般からも広く作品を受け付ける。
 牡丹俳句大会は須賀川市の宝である須賀川牡丹園が最盛期を迎える5月中旬に、桔槹吟社が主催してきた講演会と俳句会の恒例行事。
 投句作品の季節は自由(雑詠)、未発表作品2句1組で1人何組でも参加できる。投句料は2句1組につき1000円を現金書留、郵便局の無記名定額小為替を同封する。
 市内公共施設配架か桔槹吟社ホームページから印刷できる応募用紙に必要事項(前書きは入れない)を記入し、相馬由美子さん方「牡丹俳句大会」係(〒962―0835須賀川市千日堂110―8)へ郵送する。
 選者は講演会講師の鈴木光影さんをはじめ江藤文子さん、金子秀子さん、永瀬十悟さんら桔槹吟社同人が務める。
 厳正な審査により牡丹俳句大賞、市長賞などの特別賞を決める。
 講演会は毎年、中央俳壇で活躍する現役俳人を講師に迎え、今年は俳人協会・現代俳句協会各会員で「コールサック句会」運営人の鈴木光影さんを講師に迎え、「俳句とエコロジー」をテーマに講話を聴く。
 鈴木さんはコロナ禍で投句方式となった令和2年の須賀川俳句の集いで400人近い高校生からの投句979句の選者を務めた。
 俳誌「桔槹」掲載紹介の自選句は「なまはげのまこと清しく怒りけり」などがある。
 講演会聴講は当日先着順で200人まで入場でき、事前予約は必要ない。駐車場は須賀川市役所、上北町駐車場、近隣の民間有料駐車場などを利用する。