凍霜害の未然防止へ JAが防霜対策本部設置

農業須賀川市

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    本店に設置したJA防霜対策本部の看板

 JA夢みなみは16日、農産物の凍霜害を未然に防止し、農家経営の安定を図ることを目的に防霜対策本部を、大町の本店に設置した。
 総本部長の佐々木一成代表理事組合長と本部長の丸山重一代表理事専務、副本部長の八木喜孝営農経済担当常務らが、本店入り口に対策本部の看板を設置した。期間は5月31日まで。
 本部会議で総本部長の佐々木代表理事組合長は「果樹の開花も迎えると思いますので十分な対策を行い、被害を未然に防ぎ最小限にするため、迅速な対応と技術指導など万全の対策をしたいと思います」とあいさつした。
 同本部はJA夢みなみ営農部に置き、防霜対策各営農センター支部と連携し、降霜情報の収集、広報活動・技術指導、防霜・降霜の調査・研究など必要な対策の実施にあたる。
 生育概況について県中農林事務所須賀川農業普及所の髙野靖洋経営支援課長が果樹の防霜対策について、栽培上の燃焼法や防霜ファン、各樹種の凍霜害を受ける温度や安全限界温度などを説明した。
 また県南農林事務所の星輝幸経営支援課長や園芸課の鴫原慎吾さんが果樹の病害虫防除やヒョウ害対策などを報告した。
 事務局長の深谷広幸営農部長と鈴木一美経済部長らが防霜対策にあたる。