金徳寺の桜が開花 ソメイヨシノは1週間後か

観光須賀川市

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    開花確認された金徳寺の桜

 須賀川市内の早咲きで知られる池上町の金徳寺の桜が19日午後に開花した。平年は春彼岸後に真っ赤な花びらが開いており、本社調べでやや早めの開花となる。
 3月に入り寒暖の差が激しく、18日には寒風に雪が舞う光景が市内でも見られた。
 19日はポカポカと温かな晴天が朝から続き、金徳寺墓地入り口の桜数輪が春風に揺れて可憐な花を開いた。
 同所の桜のうち1株だけ毎年の開花が早く、平年であれば早咲きのソメイヨシノが1週間程度で開花し始める。
 アリーナ近くのふれあいロードや下の川のサクラ並木を会場にした、市観光物産振興協会の「サクラまつり」は4月3日から開かれ、3年ぶりの露店出店を予定している。
 時宗大通山金徳寺は一遍上人を宗祖とする須賀川の古刹で、境内にも同上人の立像が安置される。本尊は阿弥陀仏で入り口の桜は市内で最も早く咲く1本として長年近隣住民からも親しまれている。

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