再任を受け出席者にあいさつする塩田会長
須賀川地方地域自立支援協議会の総会は23日、市役所で開かれ、塩田康二須賀川医師会副会長を会長に再任、鏡石町社会福祉協議会の滝口典子さんを副会長に選任した。任期は2年間。
障がい者が住み慣れた地域で安全・安心に暮らせるよう、様々な機関のネットワーク構築による障がい者支援を目的に、須賀川・岩瀬地方の3市町村が平成21年に設立した。医師や司法書士、当事者団体など10分野26団体で構成する。
オブザーバーを含めて約30人が出席し、役員改選のほか今年度各部門活動報告、新年度の編成など話し合った。
同協議会は課題解決に向け、生活支援・子ども支援・権利擁護・就労支援・事業所の5つの専門部会を設けていたが、より円滑な連携など図るため、新年度から生活支援を事業所部会と統合する。また会議をオンライン形式に変えることで、より多くの人が参加しやすい環境を整える。
そのほか各部会の今年度の活動成果を報告し、より良い支援のあり方に向け課題を共有した。