新たな拠点をアピールする久保木専務 4月1日にオープンする畳ビレッジ
須賀川市仲の町の久保木畳店の体験複合施設「TATAMI VILLAGE(畳ビレッジ)」は4月1日午前10時に本社・工場を改装してオープンする。
畳文化を国内外に発信するため昨年10月に改装に着工した。建物面積約495平方㍍、白を基調に直線で構成したシンプルな外観。ショップとカフェを併設し、商品サンプルを収納する商談ルームを備える。畳工場は店内とガラスで仕切り、製造過程が見学できる。
ショップは畳を使用したコースターやスマホ置きなどを並べ、畳べりをロール状で陳列、好きな柄で畳やバッグなどの加工品を受注する。
カフェはコーヒーや抹茶ラテ、ほうじ茶ラテ、軽食、スイーツなどを提供、予約限定で最高級イグサの畳が敷かれた2階でのコースメニューも楽しめる。
6月頃からワークショップを開き、ヘアゴムやミニ畳、へりを使ったポーチなどの製作体験が楽しめる。
久保木史朗専務は「市民に愛され、普段使いしてもらえる、畳っていいなと感じてもらえる施設にしたい」と話す。
営業時間は午前10時から午後5時まで。定休日は月・火曜日。
問い合わせは同店(℡ 0248-72-8989 )まで。