咲き誇る花に包まれ 須賀川市指定史跡の舘ケ岡磨崖仏

観光須賀川市

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    花が咲き競う舘ヶ岡磨崖仏や供養碑群

 須賀川市舘ケ岡の舘ケ岡磨崖仏や供養碑群の周辺は4日現在、桜をはじめカタクリソウとイチリンソウが咲き誇っている。
 磨崖仏は市指定史跡で高さ約2㍍を超える大仏で定印を結んだ座像。鎌倉時代後期の作と考えられている。
 磨崖仏には「梵字曼茶羅・五輪塔・不動明王の線刻石群」の看板が設置され、大日如来の化身である不動明王を表す梵字を胴体とし、その上に不動明王の仏顔を配した線刻像が刻まれている。
 磨崖仏を包むように桜が咲き誇り、周りには淡い紫色のカタクリソウと白いイチリンソウが群生し、まるで優しさに囲まれているような、淡い色の花のコラボレーションが見事である。

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