須賀川市 持続可能な社会づくりへ「SDGsパートナー」募集 宣言書を市HPなどで公表

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 須賀川市は市内でSDGs達成に向けた活動に取り組むことを宣言した企業や団体などを認定する「市SDGs宣言パートナー制度」を実施し、参加企業などからの宣言書を募集している。
 企業・団体が取り組むSDGsの目標を記載した宣言書を市に提出し、市が「認定証」を交付することでパートナーになれる。
 パートナーになると市のホームページなどで公表し、それぞれの取り組みや目標を広く情報発信することができる。
 宣言書の提出は市ホームページ内のかんたん申請ページからのオンライン申請、エクセルファイルに必要事項を入力したデータを事務局へメール(kikaku@city.sukagawa.fukushima.jp)で提出する。提出から認定証受領までは概ね2週間かかる見込み。
 パートナー対象となれるのは、市内に活動拠点がある反社会勢力・公序良俗に反さない企業・団体で、個人からの宣言は受け付けていない。
 SDGsは2015年の国連サミットで「持続可能な開発のための2030アジェンダ」の中で掲げられた。2030年までに「貧困で困っている人をなくす」、「差別のない社会をつくる」、「環境を大切にする」を17の目標に掲げた。
 世界中にある環境・差別・貧困・人権問題といった課題解決を世界で取り組み、改善する動きを長期間にわたって実施し続けることを目指すもの。
 市はこれらの理念に共感し、今年度からスタートした第9次総合計画など様々な取り組みをSDGsと紐づけし、持続可能で市民協働のまちづくりを目指している。
 昨年2月には商工会議所など市内7団体と連携協定を締結し、SDGs推進協議会を設立し各種研修会やアンケートなどを実施している。
 ほかにも市広報で継続的に特別ページを設けたり、市庁舎内にポスターや関連配架物の設置、子ども向けのかいじゅうステップワンダバダイベントなども開催している。

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