かっぱ麺提供開始へ意見交換した全体会
須賀川地方特産のキュウリをふんだんに使った「須賀川かっぱ麺」は19日から市内11店で販売を開始する。提供スタートに向けた全体会が10日、商工会館で開かれ、大内康広会長は「コロナも落ち着きはじめ、今年はさらにかっぱ麺で盛り上げていきたい」と意気込みを述べた。
今年で16年目を迎えるかっぱ麺は、絞り汁を練り込んだ麺、具材にも新鮮なキュウリをふんだんに盛り付け、各店自慢のだし汁に特製味噌を混ぜ合わせながら食べる須賀川を代表する新しいソウルフードとして、広く市内外で認知されている。
キュウリ特有のさわやかな後味が体内の暑気を忘れさせてくれ、「夏の須賀川と言えばかっぱ麺」との声が県外から聞かれることもある。
大内会長は「遠方からの来客にかっぱ麺を紹介してきたが、コロナもだんだんと落ち着き、須賀川の食を盛り上げていくためにも力を合わせていきたい」と呼びかけた。
議事は昨年度各種報告、今年度事業計画・予算などに意見交換した。
かっぱ麺は提供11店のうち5店で通常営業時間内いつでも食べられるが、6店はコース料理のメニューに含まれるため事前予約が必要となる。
提供店は次の通り。
▽通常提供=すし観(今泉)蕎麦・うどん大黒亭(八幡町)季節料理なじみ(岡東町)ニュー芭蕉苑(堀底町)吟醸料理・酒ゆめぜん(同)▽要予約=割烹萩の井(上北町)割烹万松(宮先町)グランシア須賀川(池上町)ホテルサンルート須賀川(加治町)ホテル虎屋(宮先町)須賀川kitchenあぐり(中町)