リニューアル道の駅「季の里天栄」 5月27日オープン予定

地域振興天栄村農業

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    5月27日のオープンを目指す道の駅

 天栄村が大里地内の国道294号沿いに建設した道の駅「季の里天栄」のリニューアルオープンは5月27日を目標に準備を進めている。添田勝幸村長が18日に開かれた天栄米栽培研究会総会で公表した。
 同施設はてんえいふるさと公園整備事業の一環で、安定した雇用の確保、地域産業力の強化、新しい人の流れの創出などを目的に、整備を進めてきた。設計は水上設計、工事は渡辺建設天栄支店が担った。
 立地は既存の道の駅施設に隣接し、鉄骨平屋建で延べ床面積は698・80平方㍍あり、売り場面積はこれまでの約2倍となる。駐車場は思いやり駐車場を含む90台分と、大型車用9台分を確保し、今まで以上にゆとりを持った駐車が可能となり、村内外からより多くの誘客が期待される。
 杉の無垢板をふんだんに使用し、温かみを感じさせるデザインに仕上げ、入り口周辺や天井付近の大型窓ガラスが自然光を多く採り入れ、開放的な居心地の良い空間を演出する。
 店内では村3大ブランドの米、長ネギ、ヤーコンを筆頭に、村内生産者自慢の野菜や加工品などが並ぶ予定。
 またラインナップを豊富にするために設けたテナントは、村内事業者がジェラートなどの販売を予定している。
 食堂は座席数が42席分あり、村が誇る天栄米をはじめとする食材を使った料理を提供する。
 既存施設は取り壊さず、研修等の活用法を今後検討していく。

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