武田社長から食料品を受ける遠藤代表たち
郡山飲食業組合は19日、稲田地区でこども食堂事業など展開するボランティア団体IPPO―IPPOに、レトルトご飯や缶詰、ゼリーや飲料などの詰め合わせ16箱を寄贈した。
同組合はこども食堂「きになる食堂」を運営しており、仕入れた飲食物を活用してもらいたいと、郡山市内のこども食堂運営者とIPPO―IPPOに寄贈を申し出た。
寄贈は稲田コミュニティーセンターで行われ、同組合の担当者でドーナツ屋わこうぼうなど運営する「ななよん」の武田守弘社長が、IPPO―IPPOの遠藤千夏代表と鈴木綾子、渡邊飛鳥両副代表に食料品を手渡した。
武田社長は「遠慮の気持ちで『悪いな』じゃなく、子どもたちや皆さんに喜んでもらえたらうれしい」と伝え、遠藤代表は「自分たちだけではこれだけの食料を集めるのは難しく、大変ありがたいです。こども食堂同士の交流も含め、人と人とのつながりをこれからも大切にしたいです」と感謝を述べた。
IPPO―IPPOは26日の放課後、同センターで行われるこども食堂(みんなのいっぽ)などで寄贈された食料を配布する予定。
当日は工作やカードゲームなどで子ども同士の交流を深め、安心できる居場所づくりに取り組む。
参加希望など問い合わせは同団体(ippoippo.2022@gmail.com)まで。