早咲きツツジが咲き誇っている大桑原つつじ園 今シーズンの安全を祈願する渡辺社長
須賀川市の観光名勝、豪華絢爛花の丘の樹齢300年の江戸錦(ツツジ)がある大桑原つつじ園は22日にオープンした。
開園に先立ち安全祈願祭が同園頂上の八幡神社で行われ、袋田の白山比咩神社の村上正浩宮司が神事を行い、渡辺久記取締役社長ら6人が玉ぐしをささげ、今シーズンの安全を祈願した。
渡辺取締役社長は「園内は歩きやすく整備しているため、ゆっくり散策してほしい」と話した。
気候の影響で例年より開花は早く、ハルイチバン、キリシマツツジ、ヨドガワツツジ、ヤマツツジなどの早咲きは見頃でフジムスメ、ハナミズキ、西洋シャクナゲ、八重ザクラなどが咲き競っている。ゴールデンウイーク頃は、山全体が赤い花に包まれる見込みである。
最も古いもので300年を超える江戸錦の古木があり、2万坪の敷地に約100種3500株のツツジが咲き誇り、シャクナゲ2500株、シャクヤク3000株、その他の花々合わせて1万株が次々と咲き出し、5月いっぱい多彩な花が楽しめる。
売店や食堂が出店し、色とりどりのツツジの苗木などを販売している。
入園料は600円(中学生以上)、小学生以下は無料。営業時間は午前8時半から午後5時まで。
問い合わせは同園(℡ 0248-76-5857 )まで。