10月に「須賀川そばの陣」 ブランドすかがわ推進協議会 魅力発信と6次化産業開発へ

地域振興農業須賀川市

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    「須賀川そばの陣」開催などを決めた総会

 須賀川農産物の魅力を内外に発信し、新しい6次化産物開発を目指すブランドすかがわ推進協議会の総会は27日、関係者ら約10人が出席して市役所で開かれ、今年度は9月中旬に第2回みらいの農業フェア、10月下旬に「須賀川そばの陣」の開催を予定している。
 会長の板橋圭寿市経済環境部長は、10日と25日に果樹農家の凍霜害発生について報告し、「今年度は感染予防対策を引き続き実施しながら、友好都市での物産展や『みらいの農業フェア』や『須賀川そばの陣』などイベント開催回数を増やし、農産物などの須賀川ブランド向上を図ってまいります」とあいさつした。
 議事は昨年度各種報告、今年度事業計画などを協議した。
 今年度は5月の神奈川県座間市大凧まつり、11月の埼玉県朝霞市農業祭と大阪府豊中市農業祭のほか、須賀川牡丹園や釈迦堂川花火大会などで農産物とウルトラマンを活かしたまちづくりをPRし、年間を通した誘客活動を展開する。
 福島大学食農学類との3年間の連携事業が最終年度を迎えるため、地産地消推進に関する課題を整理し、施策提言する。
 みらいの農業フェアは9月中旬にtetteで予定し、薄井勝利さん(江持・農家)が出演する映画「百姓の百の声」上映会や福大学生の研究発表、6次化商品物販イベントなどを実施する。
 東部地域耕作放棄地再生モデル事業イベント「須賀川そばの陣」も10月下旬にtetteで予定し、うつくしま蕎麦王国協議会と連携して実行委員会を組織し、そば祭りとそばフォーラムを開く。

 

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