事故防止へ協力を呼びかける大木会長
各季の交通安全運動合同推進会議は27日、須賀川署で開かれ、須賀川・岩瀬地方の交通関係団体が一堂に会し、運動を通じた事故防止実現への思いを一つにした。
新型コロナの影響で開催は4年ぶりとなる。
須賀川地区交通安全協会、地区安全運転管理者協会、安全運転管理須賀川事業主会、各市町村の交通対策協議会、交通安全母の会、交通教育専門委員、地域交通活動推進委員、交通安全指導隊、須賀川署の計約40人が出席した。
大木正弘交通安全協会長は「今年も『須賀川・岩瀬から はじめよう 交通安全』のスローガンのもと、死亡事故防止はもちろん、事故発生件数の減少に貢献すべく、地域に密着した広報などの活動に取り組みたい。特に梅雨時期や年末に事故が多い傾向にあるため、関係者一丸となって防止に努めたい」、赤松正広署長は「今年は昨年と比較すると事故発生件数、死傷者数とも増加しており、危機的状況にある。子どもや高齢者を事故から守るため、皆さんの協力が不可欠であり、街頭活動などよろしくお願いします」とあいさつした。
今年度の運動は6日から12日まで実施した「新入学(園)児童・園児の交通事故防止運動」を皮切りに、5月11日から20日まで「春の全国交通安全運動」、7月16日から25日まで「夏の交通事故防止県民総ぐるみ運動」、9月21日から30日まで「秋の全国交通安全運動」、12月10日から1月7日まで「年末年始の交通事故防止県民総ぐるみ運動」を展開し、広く地区民に交通安全思想の普及と浸透を図り、ルールの厳守とマナーの実践を習慣づけ、地区民自身の交通環境改善に向けた取り組みを推進することで、事故防止の徹底を図る。
そのほか11月下旬には市文化センターで4年ぶりの交通安全大会も計画している。