こかげ広場で記念品を受け取り登山を楽しむ家族連れ
須賀川市塩田、宇津峰山の山開きは「昭和の日」の29日に行われ、家族連れや愛好者が新緑の登山を楽しんだ。
塩田区(雲水峰神社)、市、市観光物産振興協会の主催、小塩江体育振興会、市消防団第6分団の協賛。
開会式は行われず、登山口清水駐車場と市民の森管理棟から登山者が登り、中腹のこかげ広場には本部テントと山開き横断幕が設置され、登山記念のオリジナル絵馬(先着200人)、パンフレット、つえ(先着50本)が配布され、山開きの安全祈願祭は山頂で神事を行い、今シーズンの安全を願った。
参加者らは主催者側が準備したつえを手に、野鳥の声が響く新緑の自然を満喫しながら、自分のペースで山頂を目指した。
宇津峰山は南北朝時代の南朝方の拠点が置かれ、北朝方との攻防が繰り返された場所で、国の史跡に指定されているほか、「うつくしま百名山」の一つに認定されている。標高677㍍で、片道1時間ぐらいの気軽に登れるコースのため人気を呼んでいる。
市民の森管理棟からと塩田登山口清水から登る2コースがあり、ケガのないように注意し楽しんでほしいと呼びかけている。