大きな画用紙に水墨画を描く子どもたち
須賀川市立博物館のこどもワークショップ「楽しくお絵かき!」は7日、親子など約10人が幅110㌢、高さ88㌢の大きな画用紙に水墨画を描いた。
開催中の春季企画展「すかがわの花鳥風月」に合わせた企画。
学芸員の説明を受けた後、子どもたちは水墨画の見本を参考にしながら、動物や花、自分たち家族の絵など思い思いのテーマで自由に作品を仕上げていた。
最初は墨を使ったお絵かきに不慣れだったが、家族や学芸員のアドバイスを素直に聞きながら、線を水でにじませたりして大型の作品を完成させた。
作品は企画展の会場に展示し、会期終了後に作者の手元に返す。
なお企画展は6月4日まで、角田磐谷や松尾敏男、須田珙中ら須賀川ゆかりの作家による牡丹画などの作品を展示している。
このほかの催しとして、すかがわ歴史散策「須賀川の花鳥風月をめぐる」は20日午前9時から、牡丹園や三嶽神社の白藤、八琉の滝など、絵画や俳句で表現された場所等をバスでまわる。参加費は1500円(昼食・保険料込み)。予約を受け付けている。
学芸員が作品を解説するギャラリートークは26日午後2時から実施する。
開館時間は午前9時から午後5時まで。
18日の国際博物館の日は入場無料。
問い合わせは同館(℡ 0248-75-3239 )まで。