須賀川特撮アーカイブセンター「すかがわ特撮塾」第2期生は、15日から28日まで市内在住・通学の中学・義務教育校・高校生(岩瀬農業含む)20人の受講を募集する。講座は6月11日から来年3月17日まで全9回を予定している。
同塾は「第二の円谷英二監督をこの地から」を合言葉に、須賀川が世界に誇る円谷監督に続く特撮クリエーターの育成を目指して昨年度からスタートした。
第2期生にも特撮映画の製作プロセスを学び、実際に体験できるワークショップを企画した。
講師は第1期に引き続き、現代特撮現場で活躍する塾長の田口清隆監督(ウルトラマンZメイン監督)、映像クリエーターの島崎淳さんらを迎える。センター設立に携わったアニメ特撮アーカイブ機構(ATAC)も全面協力する。
豪華講師陣の指導を受けながら、絵コンテや怪獣・ミニチュア造型、操演、特撮、ドラマパート撮影、編集など映画制作の基礎を実践的に学ぶ。
活動時間は基本的に各回午前9時から午後5時を予定し、特撮アーカイブセンターや市内施設で活動する。
受講無料。講座途中からの参加はできない。応募チラシ記載のQRコードかURL(https://www.task-asp.net/cu/eg/lar072079.task?App=202300040)を読み込み、必要事項を記入して申し込む。応募者多数の場合は抽選。6月5日までに応募者全員にメールで連絡する。
募集に合わせて「応募理由」「あなたの考える特撮の面白さ」「特撮塾でやってみたいこと」を各200字以内で書き添える。記入しきれない場合は、アーカイブセンター宛てに郵送(須賀川市柱田字中地前22)かFAX( 0248-94-5237 )で送付する。
活動予定は次の通り。
▽6月11日=開講式(特撮の舞台裏映像鑑賞、屋外での模擬撮影)
▽24日=絵コンテ(塾生が撮影した絵コンテを描く)
▽7月29、30日=怪獣造型(プロから着ぐるみ造型の技術を学び塾生デザインの新怪獣を作り上げる)
▽8月19、20日=ミニチュア制作(班に分かれ須賀川の風景を感じさせる身近なものなどを作る)
▽9月16、17日=操演(スーパー戦隊シリーズで活躍するスタッフからテクニックを学び撮影体験)
▽10月7、8日=特撮撮影(怪獣やミニチュアを使い本格的な撮影・操演・スーツアクターなどを体験)
▽11月5日=ドラマパート撮影(塾生出演の部分撮影)
▽1月27日=編集(ソフトを使い映像編集)
▽3月17日=閉講式、作品発表イベント