力を合わせ5、6年生による3本勝負の「棒引き」 須賀川二小 元気いっぱいなダンスを披露する児童たち 鏡石一小 大喜びでゴールテープを切る子ども 湯本地区
須賀川・岩瀬管内の各小学校の運動会は13日、須賀川二、西袋二、大森、長沼、長沼東、白方、白江、鏡石一、広戸、大里、牧本の11校で、湯本小は地区大運動会として14日に行われた。
各校とも午前中で終了できるようにプログラムを編成し、4年ぶりにコロナ禍前に近いかたちで人数などの制限無く保護者や家族も駆け付けにぎやかな歓声が響き渡った。
【須賀川二小】
「駆けぬけろ仲間と共に最後まで」をスローガンに、全校生361人が参加した。開会式で紅白の児童代表が力強く誓いの言葉を述べ、応援合戦のあとスタートした。
各学年の徒競走のほか1、2年生は「大玉コロコロ」「ダンスホール」、3、4年生は「よさこいソーラン」「北星ハリケーン」、5、6年生は綱引き、棒引き、玉入れの3本勝負、「鼓笛行進」、下・上学年リレーなど17種目が繰り広げられた。
6年生は思い出残る運動会に全力を尽くし、会場からは大きな拍手が送られ、保護者らは我が子の躍動感あふれる勇姿をカメラやビデオに納めていた。
【鏡石一小】
今年で創立150周年を迎える同校大運動会は、児童約530人が「燃やせ闘志!仲間の絆で 勝利を運ぶ」をスローガンに、徒競走や綱引き、ダンスなどこれまでの練習成果を披露した。
当日はやや肌寒さを感じさせる天候だったが、子どもたちは元気いっぱいに各種目に取り組み、グラウンドは熱気に包まれていた。
我が子の成長を一目見ようとたくさんの保護者や家族が会場に足を運び、スマートフォンやビデオカメラでその勇姿を記録していた。
なお同校の創立150周年記念行事はこのほか、11月に式典を計画している。
【湯本地区】
湯本幼・小と湯本公民館合同の地区大運動会は14日、湯本小グラウンドで行われ、子どもから高齢者まで約110人が、新型コロナの影響で4年ぶりとなった開催を楽しんだ。
全員でラジオ体操を行った後、子どもたちが徒競走やチャンス走などを披露した。よさこいでは小学生4人の元気いっぱいな舞に続きOB・OGも登場し、絆を確かめ合うように息の合った演舞を発表した。
また全員での玉入れや天栄音頭のほか、子どもたちと教職員、警察、消防職員などの紅白リレーで歓声は地区全体に響き渡り、住民たちにとってかけがえのない一日となった。