須賀川市の第41回円谷幸吉メモリアルマラソン大会の第1回実行委員会は12日、円谷幸吉メモリアルアリーナで開かれ、今大会を10月15日に開催し、ゲストランナーとともに大会を盛り上げる方針に決定した。
大会は58年前の東京オリンピックマラソン競技で銅メダルをつかんだ郷土の英雄・円谷選手の偉業をたたえ、第2の円谷選手育成を目指し昭和58年から始まり、41回目を迎える。
昨年は市内外から1134人が集まり、サプライズゲストの相澤晃選手がスターターとして登場し大きな話題を呼んだ。
今年のエントリーは7月1日からインターネット申し込みのみで、8月6日まで受け付ける。
コースは日本陸連公認のハーフ(一般男子年齢別4部門、同女子1部門)、10㌔(一般男子5部門、同女子1部門)、5㌔(一般男女、中学男子各1部門)のほか、大会任意設定の3㌔(一般女子、中学女子各1部門)、2㌔(小学生男女学年別6部門)、1・4㌔の全6コース。
「父と子」、「母と子」の両部門は成人男性もしくは女性と子どもであれば親子に限らず出走可能と変更した。
また昨年度は規模縮小のため中体連新人ロードレースを兼ねない形で開催したが、今年度は兼ねて実施するため、中学生ランナーがより多く参加する見込み。
スタート・ゴールは例年通り、影沼橋を起点に円谷幸吉メモリアルアリーナ東側でフィニッシュする。
特別招待選手は円谷幸吉選手の盟友でメキシコオリンピック銀メダリストの君原健二さんが決定している。
招待選手は円谷選手の練習パートナーである宮路道雄さんと市内ふくしま駅伝候補選手を予定している。
各部門上位10位を表彰するほか、ハーフ77位に「畠野賞」、75位に「君原賞」を贈る(男女総合順位)。
東京マラソンとの提携による同大会出走権は、ハーフ完走者から抽選で3人に贈られる。
実行委員会で大木和彦委員長は大会成功に向け出席者約20人に協力を呼びかけ、開催概要などについて意見を交わした。