21日に閉校記念碑除幕式　湯本中の思い出残す

　湯本中閉校記念事業実行委員会は校舎敷地内に閉校記念碑を建立し、21日午前10時から除幕式が行われる。
　同校は昭和22年５月に開校し１５７４人の卒業生を輩出した。生徒数の減少などで、地元住民やＯＢ・ＯＧに惜しまれながら昨年度で閉校した。
　実行委員会は「思いを繋ぐ」をテーマに、「思い出を語る会」など各事業に取り組んできたが、集大成として記念碑を建てた。
　記念碑には「思いを繋ぐ」の言葉と、最後の卒業生２人がクリエイティブディレクターの箭内道彦さんと音速ラインの藤井敬之さんから指導を受けて完成させた曲「忘れない」の歌詞を一部刻んだ。
　除幕式は小山志津夫実行委員長や添田勝幸村長、渡部幹雄前校長、最後の卒業生である佐藤瑛汰さん、星葵さんが除幕する。
　またＯＢ有志によるバンドが「忘れない」を演奏し、出席者で思い出を共有する。