要望書を渡す柳沼会長
鏡石町老人クラブ連合会は15日、町に対する要望活動として柳沼信夫会長が役場を訪れ、木賊正男町長に補聴器購入費用助成を求めた。
会員から高齢により聴力が低下し、行事に出ても会話を聞き取るのが難しく、迷惑をかけてしまうと思い込んで消極的になり、自宅に引きこもりがちになる人がいるとの意見が寄せられた。
一方でこのところの物価高騰により、生活するだけで精一杯の状態にあり、補聴器等の福祉用具の購入まで手が届かない状況にある。
このため柳沼会長は「高齢者の生活をより豊かなものにするためにも、町の支援をお願いしたい」と伝えた。
木賊町長は「高齢者の福祉サービス向上のため、町としても前向きに検討していきたい」と応じた。