オーストラリアに派遣される小中高生たち
スポーツ・文化各方面で活躍した小中高校生を海外派遣する須賀川市青少年人材育成海外派遣事業結団式は16日、市役所行われた。コロナの影響で4年ぶりに豪州派遣されるのは高校生5人、中学生4人、小学生1人の計10人。
須賀川の未来を担う子どもたちの健全育成と優れた国際感覚の醸成を願う、故安藤ツヤさんからの寄付などを基に設立した事業基金をもとに、平成23年から多数の児童生徒を海外派遣している。
コロナ禍で派遣を見合わせてきたが、昨年度の新春書道展や、こども音楽コンクール全国大会、ユネスコ世界平和作文、田善顕彰版画展など各分野で活躍した児童生徒から派遣希望者を募った。
結団式で森合義衛教育長は、安藤さんの遺志を紹介し、有意義で充実した8日間を過ごしてほしいと激励した。
派遣生からは「現地の文化に親しんできたい」「ホームステイで生の英語を学んできたい」などの目標や意欲の声が聞かれた。
8月3日午後に市役所で出発式を開き、午後3時頃から郡山駅などを経由して午後10時頃、羽田空港から豪州へ飛び立つ。4日は市内観光、5日から7日はホームステイ、8日は現地学校との交流、9日は市内観光し午後9時頃日本へ向けて空港を出発し10日お昼頃には市役所帰着を予定している。
派遣生体験報告会は9月22日午後3時半から市役所で開く。
派遣生は次の通り。
松本茉那美(日大東北高1年)関根かれん(安積黎明高1年)永山ゆあ(同)小檜山芽衣(須賀川創英館高1年)小山唯愛(須賀川桐陽高1年)大橋明莉(須賀川二中3年)藤原夏希(同2年)太田璃莉花(大東中2年)小椋勇和(稲田学園8年)阿保羅衣浬(白江小6年)