補導委員などを委嘱 少年警察ボランティア協会

地域振興警察須賀川市

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    表彰伝達を受ける古川副会長

 須賀川地区少年警察ボランティア協会の総会は21日、須賀川署で開かれ、31人を少年補導委員、さらにこのうち9人を少年指導委員として委嘱した。
 河野弘樹生活安全課長が代表者に委嘱状を手渡したほか、長年の貢献で東北管区警察局長・東北少年警察ボランティア連絡協議会連名表彰を受けた古川由美子副会長に表彰状を伝達した。
 石堂正章会長と赤松正広署長(河野課長の代読)があいさつし、昨年度活動報告、今年度活動計画、役員改選などを話し合った。
 昨年は須賀川署管内で万引きや占有離脱物横領で検挙した非行少年が11人(前年度比1人増)、深夜徘徊や飲酒等で補導された不良行為少年は28人(同27人減)だった。
 今年1月から5月までは検挙された非行少年が2人(前年同期比1人減)、不良行為少年は15人(同5人増)となっている。
 昨年は検挙数が増加し、補導数が減少していたが、今年に入り逆転の傾向がみられる。
 少年を取り巻く環境は常に変化しており、近年はスマートフォン所持の低年齢化が進み、様々な要因が複雑に絡んでトラブルに巻き込まれたり、犯罪を犯してしまう憂慮すべき状態にある。
 そのため同協会では管内のスーパーなどで月1回の街頭補導活動を行うほか、祭礼補導や広報活動、防犯教室、登下校時間帯の見守り活動などを展開し、少年の非行防止・犯罪被害防止を図る。
 役員は次の通り。
 ▽顧問=赤松正広▽会長=石堂正章▽副会長=大野修司、古川由美子

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