昨年度の取り組みを基に意見交換
須賀川市中心市街地活性化基本計画策定に係るワークショップ「まちをよむ、まちをあそぶ。―シーズン2実践編」は25日、市内在住の高校生以上28人が参加してtetteで第1回講座が開かれた。8月にはまちなかを会場に模擬イベントの開催を目指す。
東日本大震災後の市は復旧・復興の過程で新庁舎やtette、風流のはじめ館など新しい公共施設が建てられ、翠ケ丘公園内にカフェ・温浴施設が整備されるなど、市内外から多くの人が訪れるまちへと変化が生み出されている。
市は来年度策定する第3期中心市街地活性化基本計画に向けて、「また来たくなる魅力にあふれた街」を目指し、昨年度から高校生以上を対象にワークショップを実施して、まち歩きなどでイメージを膨らませた。
今年度は計画策定につなげる新しいまちづくりの実践を目指し、昨年度のワークショップでまとめられた意見のブラッシュアップと模擬イベントへ全3回の活動を予定している。
第1回ワークショップは「作戦会議」と銘打ち、3つのグループに分かれて昨年度のワークショップを基に、まちなかに点在する施設や魅力を活かしてまちをより楽しく遊ぶ場としての模擬イベント作りを目指して意見交換した。
第2回講座は7月15日に開講し、まちを楽しむ方法を、実践を想定してロールプレイ(疑似体験)し、第3回講座の8月20日にtetteで模擬イベント開催を目指す。
ほかにもオンラインでのレベルアップゼミの開催も予定している。