40年以上経て遺族に戻った日章旗
須賀川市歴史民俗資料館の夏季企画展「資料からみる戦争」は7月3日から9月1日まで、太平洋戦争を中心に須賀川・長沼の住民から寄せられた出征時の写真や日章旗、軍事郵便、配給切符など約20点を展示し、戦争の悲惨さや平和について思いを深める。
展示資料のとある日章旗は硫黄島の戦いに参加した兵士が遺したもので、数奇な経緯をたどり、戦後40年以上過ぎた1986年に遺族の手元に唯一戻ったというエピソードの詳細も合わせて紹介する。
入場は無料。開館は午前9時から午後5時まで。休館は土・日曜日と祝日。
問い合わせは同館(℡ 0248-67-2030 )まで。