10月のイベント開催を決定
須賀川東部などの耕作放棄地で栽培されたそばの魅力を発信する新規事業「須賀川そばの陣」は10月28、29の両日、tetteとホテルサンルート須賀川で開かれる。市内東部・西部を代表する新そば提供、地域おこし活動などを発信するそばフォーラムも予定している。
東部地域耕作放棄地再生モデル事業PRイベントとして、東山そば、長沼そば、県内有名そば産地(うつくしま蕎麦王国協議会)の食べ比べをメーンに実施する。
1食の提供価格は600円程度で、両日で2000食以上を用意する。東山そばと長沼そばは28日に各200食限定、29日は未定。うつくしま蕎麦王国協議会は2ブースで300食ずつ提供する。
ほかにも大道芸や昭和歌謡、よさこいなどのステージイベントも企画している。
須賀川そばフォーラムはそば栽培を通じた耕作放棄地活用や地域おこし活動、県内の蕎麦の魅力を発信する。
実行委員会設立総会と第1回総会は29日、関係者約20人が出席してtetteで開かれ、ブランドすかがわ推進協議会長の板橋圭寿市経済環境部長が「市の東部地域は耕作放棄地の面積が市全体の8割を占め、この課題解決のきっかけとすべく今年度新規事業として東部地域耕作放棄地再生モデル事業を実施します。そばの陣を通して耕作放棄地の課題解決、県内そば産地のPR、県産農産物のイメージアップ、風評被害払拭を図ってまいりたい」とあいさつした。
市東部地域耕作放棄地再生モデル事業は、中山間地域の特性を生かし、これまで地元農家などで栽培されてきたそばを基盤に、市、地元農家、関係団体などの協働で作付面積拡大、6次化商品(冷凍十割蕎麦)などに取り組む。