地域の伝統芸能に触れる 大東小4年生 古寺山白山寺を見学

子ども教育須賀川市

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    自奉楽保存会の熊谷会長から話を聞く児童たち

 大東小の4年生37人は29日、総合的な学習の一環として、上小山田の古寺山白山寺とアジサイロードを訪ね、地域の伝統芸能や魅力に触れた。
 佐藤禅教諭、渡辺勇太郎教諭も同行し、古寺山自奉楽保存会の熊谷留正会長、熊谷清和さん、熊谷勝幸市議らが古寺山聖観世音菩薩堂の前で由来や歴史について解説した。
 古寺山白山寺は養老7年(723年)に行基菩薩が開基したとされ、ご本尊の御開帳時には子どもたちが自奉楽を奉納することや、古寺山周辺に平成13年からアジサイの植栽を始め、「あじさい祭」を催しながら整備、今では30種約6000株が咲き誇る名所となっていることを伝えた。
 また県指定重要無形民俗文化財の古寺山自奉楽を歌と笛に合わせて、上小山田地区から通う児童1人が一節の踊りを披露した。