27陣営が出席した立候補予定者説明会
任期満了に伴い今月30日告示、8月6日投開票の須賀川市議会議員選挙に向けた立候補予定者説明会は3日、市役所で開かれ、定数24に対し27陣営(現職19人、新人8人)が出席し、無投票ムードから一転、少数激戦の様相を見せている。
説明会に出席したのは受け付け名簿記載順に、現職が溝井光夫氏、大柿貞夫氏、五十嵐伸氏、横田洋子氏、大河内和彦氏、熊谷勝幸氏、小野裕史氏、石堂正章氏、大内康司氏、斉藤秀幸氏、市村喜雄氏、鈴木洋二氏、深谷政憲氏、鈴木正勝氏、本田勝善氏、大寺正晃氏、浜尾一美氏、堂脇明奈氏、佐藤瞭二氏、新人の櫻井誠氏、水野仁二氏、柏村修吾氏、関根篤志氏、深谷勝仁氏、松川勇治氏、柄澤則宏氏、古川達也氏。
新人候補のうち3氏が説明会当日まで立候補に向けた意思表明などがなく、無投票ムードから少数激戦の緊張感漂う状況に説明会出席者らも驚きを隠せない様子だった。
現職・新人の多くの陣営からは「ようやく待ち望んだ選挙戦になりそう。市民の声に耳を傾け、堂々と自分自身のまちづくりを訴えて支持を広げていきたい」と概ね歓迎する声が聞かれた。
一方で無投票を想定し準備していた陣営からは愚痴にも似た戸惑いの声も寄せられた。
説明会で室井宏選挙管理委員長は「(市議会議員選挙は)市民にとって最も身近で関心の高い選挙です。人口減少、少子高齢化など様々な課題がありますが、市の持続的発展を支える大事な選挙。我々選挙管理委員会も市民の感心と投票率向上に努めてまいります。明るくきれいな選挙のため皆さんのご理解とご協力をお願いします」とあいさつした。
須賀川署交通課・刑事課署員、須賀川郵便局員、福島地方法務局郡山支局法務事務官が選挙運動用自動車、選挙運動、運動用ハガキや供託事務の取り扱い、市選管職員が立候補届け出手続きや運動費用などについて説明した。
立候補届出書類事前審査は12、13の両日を予定し、これまで25陣営が審査を受けるのではとの情報もあり、少数激戦が間違いない情勢とみられる。