13日夏の交通事故防止県民総ぐるみ運動出動式

交通天栄村鏡石町須賀川市

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 夏の交通事故防止県民総ぐるみ運動は16日から25日まで10日間、「運転はゆとりとマナーの二刀流」をスローガンに県下一斉に展開される。須賀川・岩瀬管内は運動期間に先立ち13日午後2時から、イオンスーパーセンター鏡石店で出動式を行い、えみフラスクールのフラダンスなどで士気を高める。
 運動の重点は○子どもと高齢者の交通事故防止○道路横断中の交通事故防止○飲酒運転、無免許運転及び速度超過など悪質・危険な運転の根絶○自転車の交通事故防止とヘルメット着用・保険等加入の促進○全座席のシートベルト・チャイルドシートの正しい着用の徹底―5つを掲げ、これらの啓発でより安全な地域づくりを目指す。
 須賀川・岩瀬管内の取り組みとして、出動式終了後に同店で街頭キャンペーンを実施するほか、午後4時からメガステージ須賀川でも街頭広報活動を行う。
 また20日午前10時から道の駅季の里天栄、午後2時40分から湯本支所前でも啓発活動を実施し、さらに25日午前7時半から鏡石町やすこくや前交差点でのミニテント村でドライバーに交通安全を呼びかける。
 期間中の重点項目実現に向け、家庭での呼びかけとして、高齢者が夕暮れや夜間に外出する際は明るい目立つ色の服装、夜光反射材、懐中電灯の活用を促す。
 また地域では高齢運転者等の免許証の自主返納制度、安全運転相談窓口(℡#8080)等の支援などを周知する。
 道路横断中の事故防止として、歩行者は無理な横断をせず、近くに横断歩道があれば利用することを家族ぐるみで実践する。
 職場では交通ルールの遵守や横断歩行者保護の徹底を周知し、渡ろうとする歩行者の有無をしっかり確認し、必ず一時停止する習慣の定着化を図る。
 シートベルト着用に関して、県交対協によると5月末現在、交通事故での死者11人のうち2人が未着用(18・2%)、重傷者は76人のうち9人が未着用(11・8%)、軽傷者は962人のうち30人が未着用(3・1%)であり、被害が大きいほど未着用率が高いことがわかる。
 そのため、全席で正しくシートベルト・チャイルドシートの着用を習慣づけるよう周知徹底する。

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