須賀川市や県などで構成する特撮文化推進事業実行委員会の「ふくしま特撮検定2023」は、円谷英二監督誕生日(今月7日)の“特撮の日”を記念して、同日正午からオンライン式のクイズキャンペーンを実施する。今月31日午後5時まで回答を受け付ける。
円谷監督は今も大人から子どもまで多くのファンがいるウルトラマンやゴジラの生みの親で、特撮の神様と呼ばれる。
須賀川市は円谷監督の出身地であり、「特撮の日」に合わせ、「ふくしまの特撮を知る」と「目指せ!特撮マスター」を合言葉に、市などゆかりの特撮に関する事柄や歴史・文化などを3択形式で全47問出題する。
問題の正解数に応じて合格基準を5段階で定め、全問正解は「円谷英二級」、以下40問以上で1級、30問以上2級、20問以上3級、20問未満で4級としている。
全問正解の円谷英二級合格者の中から抽選で10人にオリジナル商品をプレゼントする。当選者の発表は景品発送に代える。
昨年は全国各地から特撮ファン89人がキャンペーンに参加し、15人が円谷英二級、32人が1級に合格した。
PCもしくはスマートフォンからで市ホームページ内の「かんたん申請・申込システム」にアクセスし、フォーム「ふくしま特撮検定2023」を選択して応募できる。景品の発送は8月下旬頃を予定している。
クイズの解答編は8月1日に市ホームページや特撮文化推進事業実行委員会SNSなどで公開する。
問い合わせは市文化振興課内の特撮文化推進事業実行委員会事務局(℡ 0248-94-7174、tokusatsu-suishin@city.sukagawa.fukushima.jp)まで。
特撮文化推進事業実行委員会は県や市、認定NPO法人アニメ特撮アーカイブ機構(庵野秀明理事長)、学校法人国際総合学園FSGカレッジリーグ国際アート&デザイン大学校、須賀川商工会議所の5団体で構成し、円谷監督らが生み出した「特撮」を誇るべき文化として後世に受け継ぎ、より多くの人に魅力を発信する事業を展開している。