夏休みおやこ狂言鑑賞会 茂山千五郎さんら招く 妙林寺 28日まで参加者募集

イベント文化須賀川市

 須賀川市加治町の羽黒山妙林寺は8月10日の朝観音人形大祭に合わせて、同日午後6時から四万八千日大祭チャリティーイベント「夏休みおやこ狂言鑑賞会と狂言体験ワークショップ」を同寺本堂で開く。28日まで参加者を募集している。
 夏休みに伝統芸能にふれてみよう!をテーマに、定員はワークショップ参加10人(小学4年から中学3年)、鑑賞会のみ80人(就学児以上と保護者)。先着順で申し込みを受け付ける。
 講師に狂言大蔵流名門茂山千五郎家の14世茂山千五郎さん、茂山茂さんらを迎える。
 茂山千五郎家は、親しみやすい狂言「お豆腐狂言」をモットーに、近年はメディア露出(NHKEテレなど)も増え、狂言の楽しさや面白さを広めるべく、一般の狂言公演のほか全国の小中高校への出前狂言など全国に活動範囲を拡大している。
 当日は狂言の解説を聞き、狂言の「附子(ぶす)」、「神鳴(かみなり)」の鑑賞、狂言の所作や発声など体験するワークショップも行う。
 参加費は大人2000円、高校生1000円、中学生以下無料。トルコ・シリア地震への支援金として寄付する。申し込みは妙林寺(℡ 0248-73-2342 )へ。
 古くから「朝観音に夕薬師」と言われ、観音参りは朝が良いとされ、8月10日に参拝すると四万八千日分の功徳が得られると言い伝えられている。
 妙林寺「朝観音大祭」は須賀川の夏を代表する朝の風物詩の一つで、長年早朝から多くの参拝者が足を運び厄災消除や諸願円満を願ってきた。

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