大迫力の技をみせる選手たち
東北一力強く光り輝く女性たちがリング上で競い合う須賀川初上陸のセンダイガールズプロレスリング「女子プロレス大会in須賀川」は17日、tetteたいまつホールで開かれ、県内外から200人以上のファンが駆けつけ、猛暑に負けない熱気を放った。
須賀川でプロレスのゴングが鳴るのは25年前のみちのくプロレス興行以来。会津あかべこプロレス会中通り支部が主催し、4半世紀ぶりに話題の強豪たちが須賀川の地に集結した。
開場1時間前から入場を待つ熱心なファンたちが列を作り、グッズ販売コーナーも混雑し、愛海選手らのサインコーナーやチェキコーナーも人気を集めていた。
うだるような熱気に包まれた会場は、ゴングとともに客席のボルテージも一気に上がり、選手たちが繰り出す力と技の競演に拍手と歓声が地鳴りのようにリングに集まった。
岩田美香選手VS鈴木ユラ選手から始まり、アイガー選手VSななみ選手、ミリー・マッケンジー選手&ニナ・サミュエルズ選手VS岡優里佳選手&レナ・クロス選手と続き、熱心なファンでもあるウルトラFMDJのTTスズーキーさんがリングアナを務めるなど会場の盛り上がりに花を添えた。
セミファイナルの橋本千紘選手&水波綾選手VS安納サオリ選手&細川ゆかり選手は、人気の安納選手に歓声が送られる中、橋本・水波組がパワーで圧倒し、菊地大介あおい社長が翠ケ丘公園内サウナ&スパグリーンの入浴グッズをプレゼントした。
メーンイベントは令和アルテマパワーズ(DASH・チサコ選手&松本浩代選手)VSアジャコング選手&愛海選手戦は、大迫力の場外乱闘、アジャ選手の一斗缶攻撃などの試合展開に、客席からもフラッシュの雨がリングに注がれた。アルテマパワーズがホルモンスプラッシュからエビ固めで勝利し、はたけんぼ提供の県産コシヒカリ30㌔が贈られた。
tette東駐車場ではキッチンカーが5台出店し、選手や来場者が各店自慢のメロンパンやピザ、唐揚げ弁当などを味わった。