8月3日から「伝右衛門はちみつ」を販売 今年も甘く上々の採蜜 はたけんぼ

地域振興産業農業須賀川市

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    8月3日から販売する伝右衛門はちみつ
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    甘いハチミツの瓶詰作業

 さわやかな甘みと口中に広がるさらりとした食感が人気の須賀川産花蜜100%「伝右衛門はちみつ」は8月3日(はちみつの日)からはたけんぼで販売する。今年は記録的にアカシアの開花が早かったが、糖度81・4度の甘いハチミツ400㌔を採蜜できた。
 伝右衛門はちみつは明治期に須賀川の発展に大きく尽力・貢献し、用材にするため市内に大量にアカシアを移植した中町出身の商人橋本伝右衛門にちなんで命名した。
 須賀川での養蜂は平成15年から、銀座ミツバチプロジェクトと須賀川ふるさと創生倶楽部との交流をきっかけに始まった。
 令和元年から須賀川養蜂(佐藤貞和代表)が養蜂業を継承し、今年も前田川広町地内の畑とグランシア須賀川屋上に17群の巣箱を設置した。
 今年のアカシヤは平年よりも大幅に、昨年よりも10日ほど早い5月7日に最盛期を迎えたが平年並みの400㌔(アカシヤ蜜約200㌔)採蜜できた。
 同創生倶楽部時代から味と人気の双方で高い評価を得ており、昨年は県養蜂協会長賞を受賞している。
 はたけんぼでは現在も生産農家が持ち寄ったハチミツを販売しているが、伝右衛門はちみつは8月3日の「はちみつの日」に合わせて販売する。
 店内に巣箱のショーケースやミツバチのモニュメントを飾り付けてPRする。
 価格はアカシヤ蜜が1㌔4700円、500㌘2500円、300㌘1600円、市内の様々な花蜜から採取した百花蜜は1㌔4300円、500㌘2300円、300㌘1500円(いずれも税込み)。
 問い合わせははたけんぼ(℡ 0248-73-5261 )まで。