中学生10人が思いを発表 8月2日に須賀川市少年の主張大会 俳優・相樂さんの講演も

中学・高校教育須賀川市

 第20回須賀川市少年の主張大会・市青少年健全育成推進大会は、8月2日午後1時半からtetteたいまつホールで開かれる。推進大会は市出身の俳優・相樂孝仁さんが講話する。
 須賀川市教委、市明るいまちづくりの会連絡協議会、市少年センター主催。
 市内の中学生たちが日頃考え感じていることを広く社会に向けて発表する機会を提供し、青少年の健全育成に理解を深める目的で毎年、市内全中学校の代表が主張発表する。
 今年はコロナの感染症法上分類が5類に引き下げられたため、4年ぶりに入場制限なし(定員200人)で通常開催する。来場者のマスク着用は個人判断だが、可能な範囲での着用と手指消毒などへの理解と協力を求めている。
 開会式に続いて少年の主張発表は午後1時40分から3時に予定し、身近な生活から感じたテーマを10人が披露する。司会進行はジュニアボランティアの壁谷大さん(須賀川一2年)、吉田乙彩さん(同3年)、須賀陽菜乃さん(須賀川二2年)、芳賀優那さん(同)が務める。
 審査員は委員長の橋本学長沼東小教頭、八木沼智惠子須賀川地方ユネスコ協会長、安部大助県中教育事務所社会教育主事、渡辺久夫須賀川地区保護司会理事、山田比佐子柏城小教諭の5人。
 最優秀賞と優秀賞を受賞した5人は、9月に新地町文化交流センターで開かれる県大会への出場候補者として推薦される。
 主張大会の様子は8月14日と19日の午後2時からウルトラFMで放送する。上位入賞作品は本紙での掲載も予定している。
 相樂さんを迎えた講演「青少年に向ける壮年(中年)の主張」は主張大会終了後から約1時間開く。
 相樂さんは昭和58年生まれ。大東小・大東中卒。中学時に演じる楽しさを知り、大学在学中に演技の道へ本格的に進む。NHK連続テレビ小説「エール」や映画「家路」でふくしま言葉指導を担当・出演したほか、映画「笑顔の向こう側」で主演を務めた。
 現在は舞台を中心に幅広く活躍し、所属する劇団殿様ランチの「軽い重箱inすかがわ」は昨年、一昨年と2年連続tetteで公演している。
 主張大会発表者は次の通り。掲載は発表順。
 松本ひなた(仁井田3年)「ありのまま」
 宗形椛音(大東2年)「規格外野菜について」
 鈴木巧磨(長沼3年)「野球から得たもの」
 四栁遼大(岩瀬3年)「心に『思いやり』というフィルターを」
 柳沼結音(須賀川一3年)「私らしく」
 伊藤蒼史(須賀川二3年)「野球界を盛り上げるぞ!」
 岩谷芽依(須賀川三3年)「ヤングケアラーの立場になって」
 細田一葉(西袋3年)「叶えたい夢」
 遠藤陽菜(稲田学園9年)「つながる地域と笑顔」
 押川千晏(小塩江3年)「今日から私が宣伝部長」

イベント情報バナーイベント情報バナー