真剣な表情でマナーを学ぶ高校生たち
須賀川市社会福祉協議会のサマーショートボランティア事前研修は19、20の両日、tetteたいまつホールで開かれ、高校生約120人が活動での心構えなどを学んだ。
市内の福祉施設や病院、児童施設など35カ所の協力のもと、福祉の仕事体験を通してボランティアに理解を深めるもので、今年で35回目となる。
今年は市内3高校だけでなく、市内在住の高校生も参加する。
吉田裕司地域福祉課長は活動中に考えてほしいこととして①普段できないことができるか②出会いから何を学べるか③将来に向けどんなことを学びたいか・学べたか④経験を今後どのように活かせるか―4点を挙げ、高校生にエールを送った。
職員が注意事項など説明したほか、ボランティアマナーとして、大きな声で笑顔であいさつする、分からないことは遠慮せず聞く、ボランティアとしての自覚を持って交流を大切にすることなどを教えた。
参加者たちは職員の教えに素直にうなずき、熱心な様子で研修を受けていた。
最後に班ごとにミーティングを行い、ボランティア当日の流れなど確認した。
参加者らは26日から8月10日まで、市内子ども食堂や障がい者施設などでボランティア活動に取り組む。