新オリジナル怪獣考案へ 特撮塾2期生 29日から原案造型作り

特撮須賀川市

 円谷英二監督の魂と技術を継承し第二の円谷を目指す「すかがわ特撮塾2期生」は昨年度の“ヨロイガー”に続いて新しい特撮塾オリジナル怪獣をデザインする。原案造型作りは29、30の両日、特撮アーカイブセンターで行う。
 特別講師に日本特撮界のレジェンドで、円谷監督とともに多くの特撮作品を手掛けた村瀬継藏さんを講師に迎える。今年4月にながぬまラボで撮影した特撮映画「神の筆」(24年公開予定)の原作・総監督を務めた。
 また同作品の制作プロデューサーで現代怪獣造型のプロでもある佐藤大介さんも特別講師を務める。
 映画「神の筆」には全長3㍍超の怪獣ヤマタノオロチが出演し、特撮塾1期生も造型動作に協力した。
 今年度の特撮塾2期生たちは、来年3月まで全9回の活動を通して、特撮の魅力や技術を学び体験し、絵コンテや怪獣・ミニチュア造型、ドラマパート撮影と編集など映画制作の基礎を実践的に学び、自主制作映像の一般公開を予定している。

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