須賀川市立博物館の「田善を知る 銅版画教室」は8月12、13の両日、tetteで開かれ、ハガキサイズの腐食銅版画作りを通して亜欧堂田善の作品の緻密さや凄みを体感する。
須賀川商工会議所青年部の協力。
昨年、亜欧堂田善没後200年記念企画展「銅版画の世界展」の関連イベントとして実施し、「もっとやってみたい」と好評を集めたことから、今回は2日間にわたって開くことになった。
講師に東京芸術大美術学部絵画科版画研究室の三井田盛一郎教授、版画家の杢谷圭章さんを迎え、解説や手本も見せる。
受講生たちは両日とも午前10時から午後5時までたっぷり時間を使い、作品を完成させる。
博物館の担当者は「田善も作品を完成させるまで試し刷りをして加筆を重ねる工程を経て仕上げている。2日間でより本格的な作品づくりに挑戦できるため、ぜひ参加してもらいたい」と呼びかけている。
対象は高校生以上で費用は銅板代1枚1000円。
市ホームページの「かんたん申請」、または博物館(℡ 0248-75-3239 )まで。